「虎が雨。」 books&films

遊里に生きた女性たちの書籍、それらに関する映画などを
自分なりの感覚で綴っています。
勝手気ままな感想ですが、何か参考にして頂けたら幸いです。
* 遊里関連に関係なく斎藤真一氏の書籍も紹介しています。

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2008.05.05 Monday | - | - | -
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「さくらん」


「さくらん」

やっと見ました。色んなひとに、楽しみだねー!って騒いだのに。
有りえない吉原を否定せずに、その色彩をぞんぶんに楽しめるならば文句無しだと思います。

「東京人・3月号〜江戸 吉原」のインタビューにて蜷川監督は映画を作ったきっかけを、非日常に住んでいる女の人たちの日常に興味を持ったからと言っています。
100冊以上の吉原関連本を読み、浮世絵に無いもの(大門の金魚意外)は作らないと徹底し(ただし廓主の趣味的装飾はOK)、当時無かった着物の生地は使わなかったそうです。

わたしは仕事柄、かなり興味を持って観ました。
公開前後には若い年齢の方々とメールのやり取りをして「吉原」を語り合いましたが、ほとんどの方が美しい吉原と花魁に浸り、「さくらん」の世界に憧れていました。
私だって画像の美しさにはに惚れこみます。
あんな画像が撮れたらすげー!!です。(才能とチャンスが欲しいですとも)
でも、少しだけ知っていただきたいのは、遊女たちの日常はもっともっともっと悲惨だったということです。
でも女ですから、悲惨な日常の中にほんの少しの希望・・黒塗茶碗に偶然差し込んだ光のようなものに何かを見出して生き抜いたんじゃないかと思うのです。

吉原遊廓を知るならば「吉原炎上」。
遊里の儚い美しさに酔いつつ、甘いお酒を飲むならば「さくらん」。

「さくらん」2007
監督:蜷川実花
原作:安野モヨコ
出演:土屋アンナ、椎名桔平、成宮寛貴、木村佳乃、菅野美穂

さくらん 特別版
さくらん 特別版






2007.09.03 Monday | * 映画 | - | -
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2008.05.05 Monday | - | - | -
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