「アフリカに渡った日本人」青木澄夫/時事通信社
アフリカのからゆきさん・・・。
からゆきさんと聞けば東南アジアを思い浮かべる人が多いけれど、
明治〜昭和初期まで世界中に「からゆきさん」は存在しました。
本書はかつてアフリカに渡った熱き血の日本人を背景に、
アフリカで生きたからゆきさんについて詳しく記されています。
全体的に興味深い内容が多く、アフリカに魅せられた人達が手にする本と言うのも納得できます。
この本の中に「娼婦 海外流浪記 もうひとつの明治」という書籍が紹介されていますが、著者は宮岡謙二氏。大阪商船で世界を駆け巡った後、別府でホテルを経営したらしいです。しかも別府では有名なホテル。
どうしても読んでみたいこの本、なかなか手に入らず大分中の図書館にもありません。
数年前にわたしの頭の中に知識としてあった「からゆきさん」。
自分なりに様々な角度から感じてきましたが、
今はもう、
今はもう、心の中の大きな存在になっています。
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アフリカに渡った日本人