「虎が雨。」 books&films

遊里に生きた女性たちの書籍、それらに関する映画などを
自分なりの感覚で綴っています。
勝手気ままな感想ですが、何か参考にして頂けたら幸いです。
* 遊里関連に関係なく斎藤真一氏の書籍も紹介しています。

<< December 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

2008.05.05 Monday | - | - | -
<< 「北海道遊里史考」 | main | 「博多風俗史 遊里編」 >>
「辻の華」


「辻の華〜くるわのおんなたち」
上原栄子/時事通信社


明け方に読み終えて「へぇぇぇ!」と驚いた。
辻遊郭。
沖縄那覇の辻遊郭は女性のみの強い絆で結ばれた自治的組織色が濃い遊里です。
他の遊郭の悲惨な状況とここまで違うのか!とびっくりの「へぇぇぇ!」。
著者のお人柄か・・やわらかい文体と沖縄の風情に、実際に見たことも無い辻の姉さまが素晴らしく、艶かしい。
でも本当にこんな(どちらかと言えば豊かな)女性社会だったのだろぅか?
渡辺憲司先生は「江戸遊里盛衰記」の中で辻遊郭について、
「辻には中世的な残像がある。しかしこの世界を可憐のひとことで評することはできない。繁栄の犠牲となった深く重い貧しさが、辻の背景にあることを忘れてはなるまい。」
と書いています。
確かに当時の新聞などからは辻遊郭に「暗」の部分も垣間見れます。
でも「こんなに健気に生きた女性たちも居たのだ」という事実は知れて良かったと思います。

あと数冊、辻遊郭を知る上で読むべき書籍が目の前にあります。
いつか辻原墓地に花を手向けたいと思うのです。
2006.06.22 Thursday | * 書名 た行 | - | trackbacks(0)
スポンサーサイト
2008.05.05 Monday | - | - | -
トラックバックURL
http://fuu-books.jugem.jp/trackback/120
この記事に対するトラックバック
(。ゝω・)ノCLICK!

旧花街、遊廓街を風のように通り過ぎたささやかな記録のサイトです。
(。ゝω・)ノ☆
BLOG RANKING
挑戦中デス。